受講者へのインタビュー

知って「なるほど」、実践して「納得」 目からウロコの連続で学ぶ楽しさを実感。 視野が広がり、日々に張り合いも

鈴木式子さん(71歳)
東京都在住の71歳。約200社の顧問先を抱える税理士・社会保険労務士事務所で25年勤め、現在は、週3回の勤務。子供は3人で、2人はすでに独立し、現在は娘と2人暮らし。数年前に相続をきっかけに投資を開始した。

相続したお金を銀行に置いておくのがもったいないような気がして投資についての勉強をスタート

──投資を始めたきっかけを教えてください。

鈴木:ずーっと興味は持っていたのですが、実際投資について勉強したり、始める機会がないままに60代半ばになっていました。その頃、相続でまとまったお金が入ってくることになり、銀行にそのまま置いておいてももったいないような気がして、いろいろと調べ始めたんです。例えば、今住んでいる家は持ち家で一軒家なのですが、これを売って、相続したお金を使ってどこかにマンションを買おうかなと思いましたが、家を壊すのにかかるお金も結構大きい金額だったんです。なので、ひとまず不動産には使わずに株でもやってみるかと。ネットで少し調べたりもしましたが、何せ仕事が終わって帰ってくると21時頃、夕飯を作って、次の日の準備をして、と追われているうちに後回しになってしまっていました。

──後回しになっていた投資問題が先に進んだのは何か理由があったんですか?

鈴木:ちょうどその前後だったと思いますが、テレビで「老後2000万円問題」が取り沙汰されて、不安に駆られて受けた資産運用のセミナーで川畑さんの本に出会ったんです。これが私の投資の世界の扉をガーッと開いてくれました。もうとにかくわかりやすく、おもしろくて、スイスイ読めてしまったんです。今の仕事柄、数字や知識を覚えることに抵抗はなかったのも良かったのかも。元来学ぶことが嫌いではないんです。

──本に背中を押されたんですね。

鈴木:はい、そうです。もちろん、セミナーも優しく教えていただいて、わからないことがあったら遠慮せずに質問もできて、安心して聴くことができました。でも、投資を実際にやっていこうとなったら、やっぱり家でじっくり考えたり、「あれはどうなんだっけ?」と後から調べたくなることもありますよね。そういう時に本があるととても頼もしかったんです。今でも時々開いては、大事なところに付箋を貼っていって、もうどんどん私のオリジナルみたいになってきています(笑)

──セミナーを受けられた印象はどうでしたか?

鈴木:女性目線でいろいろと語ってくださるので理解しやすかったです。仕事柄、難しい内容を説明する場面に立ち会うことも多いのですが、川畑先生ぐらい説明が上手な方もなかなかめずらしいと思いますよ。とにかく指導上手。私自身も最初は、株って何となく「世の中にある会社の数だけ銘柄があるんだろうな」ぐらいに思っていましたが、ファンドというものが何かすらわかっていなかったんです。そういう基本のキから始めてくださるので本当にありがたかったです。

──実際に「投資を始めよう」と思えた大きなポイントはありましたか?

鈴木:川畑先生の教えで印象に残ったのが「失わずに殖やす」という考え方でした。乱高下するようなリスクの高いものではなく、長期で着実に殖やす、堅実なやり方に好感が持てました。

最初はインデックス株から始め、2020年はいろんな投資にチャレンジ!1歩踏み出すと視野が広がって

──実際に投資はいつ頃どのように始めましたか?

鈴木:ひと通り、川畑先生のセミナーを受け終わって、2019年の1月に初めて株を買うことにしました。まずは、個別銘柄ではなく、外国株式インデックスを月に3万円ずつ買い、途中からは月5万円に金額を変更。ポートフォリオも川畑先生の9マスメソッドに沿って、国内株や新興国・先進国の国債、外国リートなども含んでバランス良く組み、積み立て投資を本格的に始めました。

──川畑さんにも開始のご報告はされたんですか?

鈴木:始めてから半年ほど経った頃、面談の機会があったので、ポートフォリオを見て現状をチェックしていただき、買い方をNISA枠に変えるなど少し調整のアドバイスをいただきました。今も大きくは変えずに続けていて、利益が出ては少し売って、買い付け余力をまた別のものに再投資しながらやりくりしています。

──順調に投資を続けていらっしゃるんですね。

鈴木:9マスメソッドの積み立て投資は1度組んでしまえば、あとはメンテナンスだけしておけばいいので本当に楽チンなんですよ。少し気持ちにも余裕が出たので、2020年からは国内とアメリカの個別株や、短期の外貨預金、あとは企業の無担保社債などにも分散して、思ったよりも早くNISA枠が限度の120万円に近づいています(笑)。

投資は単なる数字ではなく、学ぶ楽しみや企業への共感・応援などさまざまな感動に出会える

──約1年でずいぶん投資の知識を身につけられたんですね。

鈴木:何の勉強でもそうかもしれませんが、ある程度基本を勉強したあとはやってみた方が理解しやすい部分もありましたね。ネットで調べて、セミナーも受けて、大体のことはわかってきたけれど、実際やってみたら「あぁ、なるほど、先生がおっしゃっていたのはこういうことか」という瞬間がたくさんあります。それがおもしろいなと感じる部分でもあります。

──今後の投資の計画は決めてあるんですか?

鈴木:あまり手広くやるつもりもないんですが、個別銘柄については川畑先生のアドバイスで買ったもので5〜10年ぐらい長期保有しようかなと考えています。社債は期間が決まっているのでそこまで保有して、積み立て投資も基本的には変わらずですが、NISAの枠をはみ出しそうになったら少し金額を調整するぐらいでしょうか。どちらかといえば、今はいかに多く殖やすかということよりも、いろんな投資に挑戦してみて、仕組みや知識に触れる刺激を楽しんでいる感じですね。

──日々の過ごし方や意識も変わってきましたか?

鈴木:毎日、自分の証券口座をチェックしています(笑)。長期や積み立てだから毎日見る必要もないのですが、投資をやっていること自体が楽しくて仕方がないんですね。チェックしていればいろんな情報も入っているし、大切なお金を放置せずに、ちゃんと大事に面倒を見てあげているという感じは、まるで植物を愛でているようです(笑)。学ぶこと自体もおもしろいのですが、そこで学んだことが実際に体験する中で理解を深めていけるのも興味深いんです。だからこそまたがんばろうという良い循環が生まれています。

──いい習慣になっているんですね。

鈴木:そうですね。今保有している個別株は川畑先生のアドバイスに従っていますが、それでも何も考えずに買うことはほぼなくて、買う前にその会社の歴史やどんな事業をやっているか、将来性など、プロフィールを掘り下げてみる習慣もつきました。そして心から応援したいと思えれば投資も単なる数字じゃなく、ストーリー性が楽しめるんですよね。仕事柄、経営者さんたちのそばにいて、どんな思いで企業を動かしているかを知っているというのもあるかもしれません。イトーヨーカドーの創業者の方や松下幸之助さんの著作を読むのも好きで、企業の思いに共感して投資するという流れが好きです。

せっかく出会えた新たな刺激だから資格も取って、生涯学習のテーマに。数字は後からついてくればいい。

──向上心が素晴らしいですね。

鈴木:本当に川畑先生の本が背中を押してくれたので、とても感謝しています。唯一惜しむところがあるとすれば、始めるのが遅かったですね。投資は時間が強い味方になりますから、やはり早く知って学ぶことが何よりのポイントです。まだ人に教えられるほど理解していないのですが、今後は子供たちにも教えられるようになりたいです。

──今後の目標もしっかり立てていらっしゃるんですね。

鈴木:私はもう70代ですが、周囲では80歳で大学院に行っている友人もいて、生涯現役の時代なんだなと感じています。私自身もまだまだやれると励まされているので、ファイナンシャル・プランナー3級の資格を取って、投資についてもっと勉強をしていきたいんです。とはいえ、あまり高い目標を持たず、無理せずに続けていけたらと思っています。始めて1年ぐらいでちょうどコロナ禍になり、今はあまり利益は出ていませんが、今後も「これなら仮に大暴落が起きてなくなってもいいか」と思えるぐらいの範囲でいろんな投資に挑戦していきます。川畑さんからは「できるだけ具体的な目標を持った方がいい」と言われているので、強いて言えば、今、住んでいる家は持ち家ですが、土地は国有地を借りているんです。ここを買い上げられる元手ができればいいなと考えています。普段の生活費は、収入と年金で何とかなるので、土地代の原資は、投資でがんばって稼ぎます(笑)。

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