投資のヒント

投資は資産を分散し、買いたくない時に買い、売りたくない時に売る

こんにちは、川畑です。

突然ですが、なぜ資産を分散するのか?

それは、債券や株など値動きが違う資産を組み合わせて保有すると、
どんな経済でもいずれかの資産はプラスになっているからです。

もちろん、コロナショックやリーマンショックの時などは、一時期すべての資産がマイナスになることはあります。

それでも、元に戻るスピードが資産によって違うのです。

それに気付けたのは、私の実体験からです。

なぜ資産を分散するのか?


投資を始めた当初の頃、金融機関で投資信託を購入しました。

私は新興国の株式、主人は、新興国の債券の投資信託を購入したのです。

その後、リーマンショックがあり私の投資信託も主人の投資信託も値が下がりました。

ところが、主人の投資信託は翌年あたりから値を戻してきました。

私の新興国の株式は、ずっと下がったままなのに、です。

株と債券の違いもよく知らないまま購入したので、いろいろ調べてみました。

すると、株価が上がると債券は下がり債券が上がると株価が下がることがわかってきたのです。

この実体験から、資産は分散した方が良いと理解できました。

50万円くらいのマイナスを体験して、やっとわかったことです。

なので、これから始める方にはこんな損をしないために、分散することの重要性を教えています。

そもそも資産を分散すると良いことは古くから知られています。

財産3分法の教えです。

資産を現金、株式、不動産に分けて保有するという考え方ですね。

投資信託は、この3つの資産を保有することができ、
しかも、少額から始められるので、使い勝手の良い金融商品です。

リスクをコントロールすることが大事な理由とは?


投資、または資産運用とは、
「自分の資産を長期運用して、安定して着実に増やしていくこと」
です。

安定して着実に利益を出すのに一番大事なことは「資産配分」です。

私は「投資のベースは積立投資信託」と話ているのは、着実に資産配分できること。

さらに、資産の配分を変化させるのも容易だということです。

少額で購入して、少額から売却できるので、資産配分の調節が簡単なんですね。

株価暴落の相場でも資産配分できていれば、
冷静に投資できているはずなんです。

実際に、過去に私の手法を教えた方からは、
「不安の気持ちはない」とご連絡いただきます。

株式投資の場合、投資できる金額が数千万円でしたら、
投資信託と同じように調整することは、できるのですが、
株式の売買単位は、きいので微調節がききません。

なので私は、投資信託が9割りで、その1割りを株式投資に回しています。

株式投資は、購入後も決算書などのチェックは必要ですから
個人投資家でしたら4銘柄くらいが管理の限界だと思います。

また、株式投資は「価格変動リスク」が大きいので、
株式ばかり保有していると資産の増減が激しくなります。

株価が下がってチャンス!

と、思っても保有の比率を上げるのは危険です。

資産を減らしてしまう可能性もあります。

投資と言うと、どうしてもリターンばかりを考えてしまいますが、
「リスク」から考えることが長期運用のポイントです。

リスクをコントロールできる人だけが、資産を増やせるのです。

相場は夢と現実の間で揺れ動く?!


「相場は夢と現実の間で揺れ動く」
という投資格言があります。

株式相場は、現実の姿より先行きを期待して動くのです。

今のコロナ相場は、まさにそうですね。

現実が厳しければ厳しいほど、夢に賭ける気持ちは強くなります。

ウィルスの世界的蔓延で、今後の経済を悲観して株価が下がったと思ったら国の景気対策に期待して株価が上がったり。

各国の景気対策は、このようなもを打ち出しています。

中国では、企業が負担する年金や失業保険などの負担を、およそ5100億人民元(7兆9000億円)を軽減する対策を取っています。

また、失業者支援として、失業保険の受給資格の満たない人に対しても失業補助金の支給も考慮しているようです。

アメリカでは、2兆ドル、日本円で220兆円に、のぼる緊急経済対策を計画しています。

これは、リーマンショック時を上回る規模です。

また、こんな格言もあります。

「辛抱する木に金がなる」

長い目で株式投資をするのであけば、目の前の株価変動で一喜一憂することなく辛抱せよ
と、いう意味の格言です。

株式投資を長期で考えているのであればその銘柄を選んだ基準があるはずです。

配当金で選んだのか、その企業の成長性を見て選んだのか。

購入した時に、重きを置いた基準を思い出してくださいね。

もちろん、コロナの終息が長引けば企業の業態も変わってきます。

購入した時からの変化をウォッチするのも忘れないでくださいね。

購入時よりも経営状態が悪くなれば損切も考えられるからです。

投資信託の積立の場合は、それほど心配しなくても大丈夫です。

アクティブ型でしたら、ファンドマネージャーが銘柄の入れ替えをしてくれますし、
インデックス型でも、銘柄の入れ替えはあるからです。

買いたくない時に買い、売りたくない時に売る???


「どれくらいまでなら投資した元本がマイナスになっても気持ち的に耐えられるか?」に、
ついて考察していきます。

行動心理学の研究で、同じ額であれば利益の喜びよりも損失のストレスの方がかなり大きいということが分かっています。

ですが、投資ではリスクを取らないとリターンも得られません。

投資の基本は「安く買って、高く売る」こと
ですから心理的には、大暴落で「買いたくない時に買い」
まだまだ、上がりそうな「売りたくない時に売る」と儲かるのです。

コロナショックでも、初期の頃は安くなったので購入できていた人も、
日経平均が1万6000円台まで下がった時は、恐くて購入できなかったと思います。

逆に今年の1月に2万4000円台になった時に、売却できた人も少なかったでしょう。

基本的に投資は、メンタルが強い人でないと大きな利益を享受できません。

ただしメンタルは、ある程度鍛えることはできます。

まず過去の失敗は、気にしないこと。

「あの暴落時に買っていれば」
「あの高値で売っていれば」

過去の失敗を何度も繰り返して思い出してしまうと、
ますます自分に自信が持てなくなります。

よく、売却した銘柄のその後をチェックする方がいますが、
それでは、マイナスのメンタルトレーニングをしているようなものです。

売却した銘柄は、もう二度と見ないくらいで丁度良いのです。

そして自分のリスク容認度は、投資を体験してみないと気付けないのです。

なので初心者は、少額から投資をはじめるか、リスクの少ない資産も保有することです。

慣れてきたら、少しずつ金額を上げたり、リスクの高い資産を増やしたりしましょう。

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