投資のヒント

「投資=働かずに稼ぐ」は間違い?やってはいけないポジションとは?

こんにちは、川畑です。

投資の利益は「不労所得」と呼ばれることもあり、
「投資=働かずにお金を得る」と誤解している方も多いです。

投資は、自分自身が労働することはありませんが、お金自身は、ちゃんと働いています。

「投資=働かずにお金を得る」は間違いって知っていました?


例えば、株式投資をするということは、購入した株を発行している会社に出資金を出すということ。

出資したお金を使って、より良いモノやサービスを提供することで、その会社は、利益を出すことができます。

利益が上がっているのを好感した投資家がその会社の株を買うので、株価が上がるということなのです。

そして、あなたが株価が上がったところで売却することで利益を得られるのです。

あなたのお金は、ちゃんと働いています。

不労所得とは言いますが、この点を誤解していると取返しのつかない事態になってしまうことも。

実際に、相談されることが多いのですが金融機関に相談して、
100万円などで、一括購入した投資信託などのことです。

「投資=働かずにお金を得る」と思って購入すると売却の時期を間違ってしまうのです。

勧められて、価格が上がっている時はこの状態が長く続くと考えてしまいます。

働かずにお金を得ると思っているからです。

ところが実際には、違うのです。

利益確定を適切な時期にしなくてはなりません。

働かずに保有しているだけで、お金が増えると思っていると、
この利益確定のタイミングを間違えてしまいます。

金融機関で購入する方は、初心者がほとんどです。

なので、勧められる投資信託は、今まで順調に値上がりを続けていて、
これからも、しばらくは値上がりが続くであろうと思える資産カテゴリーになります。

つまり意外にも、利益確定の時期は早いタイミングでやってくるのです。

考えてもみてください。

初心者に大暴落しているけれどこれからが買い時と思われる投資信託を
買わせるのには、それ相応の説明をしなくてはなりません。

多分、1時間の説明くらいで納得して購入させるのは、大変でしょう。

たった3%の手数料では、そこまで説明するには値しないのです。

投資の利益は、不労所得ではなく「自分が持っているお金を働かせて経済活動に参加して稼ぐ」
そういう感覚でいることが大切なのです。

やられたポジションでやってはダメな事?


アメリカの有名トレーダー「マーティ・シュワルツ」氏は投資に対して名言を残しています。

シュワルツ氏は、テクニカル派の投資家ですが参考になる名言を残しています。

例えばこの名言です。

「やられたポジションをナンピンするのは自殺行為だ」

よく株式投資をしていると「銘柄に惚れて」しまう方がいます。

過去に株価が上がってよい思いをしたので同じ銘柄を繰り返し購入してしまうのです。

経営には波があります。

一度良い思いをしても、それが繰り返されることは実は少ないのです。

株価が下がってしまい平均取得価額を下げたいためにナンピン買いをしてはなりません。

この他にも「落ちてくるナイフはつかむな」という格言がありますが、
暴落している時に買うのは火に油を注ぐようなものなのです。

またシュワルツ氏は、他にもこのような名言を残しています。

「最も重要なのは、資金管理、資金管理、資金管理。
成功した人は誰でも同じことを言うはずだ」

私は投資をすることをおススメしていますが、すべての資産を投資に回してしまうのではありません。

投資用の資金を明確にすることが大事です。

まず最初に投資をはじめる時は「生活費の6ヶ月分は、確保する」は最低条件です。

さらに、投資が上手くいって利益がでている時も「現金を確保」しておく必要があります。

投資で利益がでている時こそ「利益確定」の時期だからです。

利益を確定して、次に投資できる時期のために現金をプールしておくのです。

このような時に感情をコントロールするのがとても難しいのです。

だって、株価がドンドン上がっているのに、まったく増えない現金が貯まってしまうからです。

実は、資金管理は感情管理でもあるのです。

迷ったら投資家の名言を探してみるといいですね。

参考になります。

ある有名投資家の名言


バンガードの創業者であるジョン・ボーグル氏をご存じですか?

世界で初めて個人投資家向けにインデックスファンドを発売して
「インデックス・ファンドの父」と呼ばれています。

そのボーグル氏の名言を紹介します。

「なぜ“投機”がいけないかって、それは感情が先にくるからだ。
一方で“投資”とは感情を除くことなのだ」

投機とは、ゼロサムゲームと言われる参加者のプラスとマイナスの合計が、
常にゼロだということです。

つまり、プラスで得する人の裏にはマイナスで損をする人が必ずいます。

勝か負けるかの勝負には、感情が先にきてしまいます。

一方投資とは、そういう感情がなくコツコツ続けるだけなのです。

もちろん投資でも、含み損と言って資産がマイナスになってしまうことはありますが、
含み損は、売却しなければ本当の損には、なりません。

再び値が上がるまで待てば良いのです。

インデックス・ファンドとは、証券取引所全体の株価の動きを表すものです。

例えばTOPIXと同じ値動きをするインデックス・ファンドを保有していれば、
東京証券取引所の全体の株を保有しているのと同等と考えられます。

株価は、日々変化しますので定期的に購入することで、
平均的な価格で購入することができ感情を挟むことなく資産を増やせるのです。

ボーグル氏は、シンプルな投資手法は無駄がないと言われていたようです。

彼にとって「感情」も無駄と考えられていたのでしょう。

資産の配分を決めて「淡々」と続けることは感情を排除できるのです。

投資とは、価格が変動する金融商品を保有することです。

プラスになったり、マイナスになったりすることで、
安く買えることができ、高く売ることもできるのです。

私は株式投資も教えていますがルールを決めないで株式投資するのは、
ゼロサムゲームと同じです。

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