投資のヒント

株が下がるから景気が悪くなる?長期投資が良い理由と中期投資法も解説!

こんにちは、川畑です。

投資信託の積立は、株価が一旦下落して、再び値上がりすると、超・回復します。

私が日経平均で試算した時は、1.4倍に増えました。

景気減速とか、悲観的なニュースが多くなってきたと感じますが、積立投資信託が本領を発揮するのは、今みたいな相場です。
マイナスになっても、続けることが大事です。

株が下がるから景気が悪くなる?


また、ニュースを見る時に大事な事は「景気が悪くなるから株が下がる」のではなく株が下がるから景気が悪くなるのです。
ここを間違えてしまうと上手にお金を増やせないので、ご注意くださいね。

また、景気を読むのには自分の体感で決めてはいけません。
雇用情勢や企業業績、GDPなど数値の変化で見ることです。
景気が良いとか悪いなどの判断はその時には、わからないのです。

内閣府が設定している景気循環も景気の転換期を過ぎて、数年経ってから発表するものなのです。
渦中にいる中では、誰も景気が良いとか悪いとか、わからないのです。

「そんなのは、素人には無理です!」
なんて諦めてはいけませんよ。

積立投資信託でしたら、続けるだけでいいのですから、簡単なんです。

そして、リターンを上げるのでしたら、利益がでている時に売却して利益を確定し、その時に安くなっているものを購入する。

たったそれだけなんです。

上がるから下がるし、下がるから上がる?


投資信託の積立もマイナスになっている方が多いと思います。

投資におけるリスクとリターンは、表裏一体です。

上がるから下がるのですし、下がるから上がるのです。

積立投資でしたら、下がる時は、安くたくさん購入できるので、しばらくして値が上がったら、超・回復します。

なので本来ならば、下落している時ほど積立投資信託のチャンスなんです!

価格が変動する金融商品をはじめて保有する方は、このマイナスを体験してビックリしてしまうようですね。

ですが、ずっと右肩上がりの資産はありませんしそのような資産があるのでしたら積立ではなく一括で購入した方がリターンは高くなります。

ところが、ずっと右肩上がりの資産はありません。

上がったり下がったりを繰り返し10年、20年、30年でみたら右肩上がりになる。

そういう予想なのです。

また、先進国と新興国では、価格が下がってから再び戻るまでの期間に開きがあります。

私は身をもってその体験をしています。
だから投資する地域や資産を分散しています。

ただし注意して欲しいのは、制度をよく理解して、投資すること。

以前、イデコで定期預金を選んでいて「残高がマイナスになってしまった、怖い」
というお問い合わせをいただきましたがイデコは「口座管理料」がかかります。

それは、定期預金の利息よりも高いのです。

※詳しくは、下記の記事を参考に。

・確定拠出年金(iDeCo)の落とし穴
「元本保証」商品はやめておけ
http://bit.ly/2RTEA7i

投資は、必ずマイナスになってしまう期間がありますので何に使うお金なのかを考えてあなたが使う非課税制度をよく理解して投資してくださいね。

急がば回れの投資がいい理由とは?


「お金をはやく増やしたい」
そう考えて投資をするのは、とても危険です。

「はやく増やす」を実践すると短期間で大きく増やす投資をすることになります。

大きく増やす投資は、大きく減らすリスクもあるのです。

例えば株式投資。

私は株も資産の一部に入れた方が良いと考えていますが、その割合は、投資に回してよいお金の10分の1程度と考えています。

なぜなら、本業の仕事がある個人投資家はたくさんの銘柄を保有しても、その後の管理ができないからです。

個人投資家でしたら、4・5銘柄が限界だと思います。
定期預金のように、満期まで「ほったらかし」にできるものではないからです。
株を保有したら、四半期ごとに公開される決算書にも目を通す必要がありますし、売却のタイミングをはかるためにも定期的に記録を付けることも大事です。

例えば、毎月株価の記録を付けていれば大きく値下がりした時や値上がりした時に何があったのか調べることができます。

輸出産業でしたら、為替の変化で株価が動くなど「こんな風に関連しているんだ!」ととうことが、体感できて
次に為替が動くときに、売却のタイミングがはかれますし、損切するタイミングも見えてきます。

株は、売却するタイミングが一番難しいのです。

その売却のタイミングを知るにはコツコツ記録を付けることなのです。
それができないのでしたら、株式投資ではなく投資信託の方が安全です。

投資信託は、100銘柄や200銘柄で構成されています。
1社の業績が悪くてもカバーできるのです。

投資信託でしたら、日本株の大きな流れを見るだけで良いですし、
5年10年後に使うお金でしたら、マイナスになっても積立を続けることで元に戻った時に超・回復します。

投資期間が短い場合はどうしたらいいの?


長期投資の方が良いということはお伝えしてきましたが、このようなご質問をいただくこともあります。

「あと5年くらいでお金を使いたいのですが投資で増やしてもいいのでしょうか?」

5年というのが微妙ですね。短くもないけれど、長くもありません。

このような場合は、すべてを投資に回すのではなく、預貯金も同時に貯めていくことでリスクを軽減することができます。

例えば、3万円捻出できるのでしたら、2万円を投資して、1万円は預貯金にすることです。

なぜなら、ポートフォリオは、現在の経済状況に合わせて決める方が効率が良いからです。

株価が上がっていく状態にあるのでしたら債券の比率が高いと効率よく増やせません。

1万円を預貯金にするのはいつ暴落があるかわからないからです。

少し試算してみましょう。

1万円を預貯金で、2万円の内70%の1.4万円を株式の投資信託にするとします。

残りの6000円は、先進国債券の投資信託にしました。

予期していなかった政治的な政策で株価が5年後暴落したとします。

株価が半分になってしまいました。

1万円の預貯金は、そのまま1万円です。

株が暴落して、半額の7000円になってしまいました。

有事の円買いがおこって、円高になってしまい、債券も2割り下がって4800円になってしまいました。

合計2万1800円です。

もしも、3万円をすべて投資にしていたら?

配分は同じく、株70%先進国債券30%にします。

2万1000円で購入した株が半額で1万500円、
9000円で買った債券は2割り下がって7200円
合計1万7700円になってしまいます。

投資をしなかったら、3万円でしたがすべて投資にしてしまうと、1万2300円下げてしまって、
使おうと思っていても、使えないお金になってしまうのです。

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