投資のヒント

何割の投資家が損をしている?経済オンチで何も分からない人の投資法!

こんにちは、川畑です。

投資信託を購入した投資家の何割が損をして、得をしたのか?

これって、気になりますよね。

実は金融庁が投資信託の「成績表」を金融機関のホームページに公表することを、働きかけました。

投資家の何割が損をしたのか?


1426社の金融機関が取り組み方針とその成績をホームページに公表しています。

http://bit.ly/2RBJe9y

さすがに私個人の力では、すべての金融機関の結果をチェックできませんので、日経新聞がまとめた記事を拝見したところ含み益の顧客の比率が高かったのは、自社で投資信託を運用・販売する独立系の会社でした。

コモンズ投信、レオス・キャピタルワークス、セゾン投信です。

この理由として「積立投資信託」を顧客に勧めていたからとしています。

独立系の次には、ネット証券を利用している顧客に含み益が多かったとしています。

実際に私に投資信託の見直しを依頼してくる顧客の事例を見ると購入した頃が値上がりのピークの資産を100万円単位で一括で購入させているケースが多いのです。

「前年に比べてこんなに価格が上昇しているんですよ?」と、言われたら初心者は、買った方が良いと思ってしまいますよね。

でも、投資で成功するのは「安く買って高く売る」ことですから「価格が上昇している」のは、高掴みと言うことなんです!

それをクライアントに説明すると理解していただけるのですが、購入してしまった投資信託は、なかなか損切をせずに手じまいさせるのは難しいです。

投資は自己責任です。

努力している販売会社もありますので、情報を見極める力が必要だと感じました。

投資をしたらお金は減りますか?


投資をしたことがない人によく聞かれることがあります。

「投資をしたらお金を減らしてしまうのではないか?」

そもそも、その考え方は、間違いです。

投資とは必ずお金を増やすことを指すのです。
お金を減らすことを心配しなくても、いいのです。

ただ1点のみ、やってはいけない行動があります。

「含み損」がでている時に損を確定しないこと。

含み損とは、実際の損失ではなく「時価」が購入時よりも減っている状態のことです。
その「含み損」がある時に、売却してしまうと「損を確定する」ということになります。
含み損の時に損を確定しなければ必ず増えるのが「投資」なのです。

特に投資信託の積立投資ならば、投資でお金を減らしてしまうことは少ないのです。
一括で投資信託を購入して利益を出すには、ずっと上がり続けている相場でないといけません。

2013年から始まった、アベノミクス相場の時でしたら積立よりも一括投資の方が儲かったかもしれません。

相場は、必ず上がり続けていいるわけではありません。
景気が後退してきたら、株価は下がります。

ところが積立投資の場合は、株価が下がっていく時に購入すると、最もリターンが高くなります。

相場を読むには、勉強と経験が必要です。

投資は、車の運転と同じです。

車の乗車時間が短い初心者は、上手な運転ができないように、相場を読むにも、経験を長く積む必要があります。

積立投資は経験がなくても、含み損の確定をしなければ利益が得られる方法なのです。

投資で失敗するのは、こんな人?


「良い投資信託を教えてください」

雑誌やインターネットの記事で取材された時には、私は答えるようにしていますが、
本来「良い投資信託」とは、わからないなりにも、自分で選ぶべきだと私は感じています。

なぜなら、運用目的から考えると「良い投資信託」も悪くなってしまうからです。

例えば、手数料は高いけれどリターンが高い投資信託があったとします。

手数料が高いということは、長期間保有すると手数料がかさんでしまいます。
投資信託は、基本的には「長期保有」ですが手数料が高い投資信託は、20年や30年運用するのには向いていません。

つまり、適度に売買する必要があるのです。

リターンが高く良い投資信託だとしても購入してから、何もしないで「ほったらかし」にしてしまっては手数料ばかりが割高になってしまいます。
それでは「良い投資信託」とは言えませんね。

特に取材記事の場合、編集からの要望で選ぶ基準が変わってきてしまいます。

・手数料が高くてもリターンの良い投資信託
・リターンは少なくても手数料の低い投資信託

私は、記事を読む読者層をお伺いして、編集の要望も踏まえつつ、お答えしています。
結局「良い投資信託」とは、あなたが何のために使うお金なのかによって変わってきてしまうのです。

自分で「選べない」人は、結局、適切な時に「売却」できないのです。
投資は、売却して現金にした「利益確定」をした時が終了です。

投資で最も難しいのが「利益確定」とも言えます。

人任せにせず、わかる範囲でいいので選択の理由を自分で考えられることが大切なのです。

経済オンチで何もわからない人が投資するには?


投資の予測は、未来予測なので何が確実なのかは、誰もわかりません。

なので景気が良くなっても、悪くなっても良いように「備える」しかありません。

ですから投資をはじめるには、預貯金があることは、大前提です。

なぜなら、投資に回した資金が値下がりしてしまっては「使えない」お金になってしまうからです。

万が一の時の預貯金がなけば、そもそも投資はしない方が良いのです。

さらにリスクを取りたくない場合も預貯金で調節するしかありません。

預貯金が100万円あって10万円を投資に回し半額の5万円になってしまっても、トータル95万円でしたら、我慢できますね。

ところが、100万円持っていて50万円を投資に回して、25万円になってしまったら?

トールタ75万円なので、とても不安になってしまいます。

経済オンチで、株が高くなっているとか安くなっているとか、
まったく分からないのでしたら本当に、なくなっても良い金額でやってみることです。

ネット証券でしたら100円から投資できるので100円とか、1000円からはじめることです。

預貯金しかしたことない方は、価格が変動する金融商品に慣れていません。

怖く感じるのでしたら、体験してみると、よくわかります。

ただし、なくなっても良いくらいの金額だとそのまま、ほったらかしにしてしまう方もいます。

例え少額でも、ご自身のお金ですから1円でもムダにしてはいけません。

自分の投資したお金が、どのように変化していくのか観察することです。

観察して経済ニュースを見れば繋がりが見えてきますよ!

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